中小企業診断士受験生にもおすすめ!半沢直樹シリーズで学ぶ銀行融資と企業再生の基礎

本の感想

本の概要

『半沢直樹』シリーズは、池井戸潤氏による銀行員を主人公とした企業小説です。

東京中央銀行に勤める半沢直樹が、不正や理不尽な組織の論理に立ち向かいながら、融資先企業や顧客を守るために奮闘する姿が描かれています。

ドラマ化によって広く知られるようになりましたが、原作では銀行業務だけでなく、企業再生やM&A、証券会社、政府系金融機関など、金融業界のさまざまな分野が取り上げられています。

エンターテインメント性が高く、金融や銀行に詳しくない人でも読みやすい作品です。

シリーズの順番

  1. オレたちバブル入行組
  2. オレたち花のバブル組
  3. ロスジェネの逆襲
  4. 銀翼のイカロス
  5. アルルカンと道化師

どの作品も単独で楽しめますが、主人公のキャリアや人間関係の変化を追うためにも、刊行順に読むことをおすすめします。

個人の感想

金融業界や銀行の仕事について全く知識がない人が、銀行員の仕事の概要や業界の雰囲気を掴むには最もおすすめできる小説の一つです。

私自身、銀行業務について詳しくありませんでしたが、「融資とは何か」「銀行員がどのような視点で企業を見るのか」「企業再生とはどのような仕事なのか」といった感覚を掴むことができました。

一方で、本作はあくまでエンターテインメント作品です。そのため、金融や銀行業務の深い知識を学ぶことはできません。銀行業界に興味を持つための入口として読むのが最適だと思います。

また、シリーズを通して基本的なストーリー構造が似ているため、人によっては途中でマンネリ感を覚えるかもしれません。

とはいえ、テンポが非常に良く、普段あまり本を読まない人でも最後まで読み切りやすい作品です。

安く読む方法

半沢直樹シリーズはAudibleで配信されています。

Audibleの月額会員であれば追加料金なしで聴ける作品も多く、半沢直樹シリーズだけでなく、池井戸潤氏の他作品も楽しむことができます。

通勤時間や移動時間を活用して読書したい人には特におすすめです。

おすすめ度

★★★(3/5)

こんな人におすすめ

  • 金融業界や銀行の仕事に興味がある人
  • ビジネス小説を読んでみたい人
  • テンポの良いエンターテインメント作品を探している人
  • 池井戸潤作品を初めて読む人

銀行の仕事を学ぶ専門書ではありませんが、金融業界への興味を持つきっかけとして非常に優れたシリーズだと思います。

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